高田治 TAKATA OSAMU
彫刻家
2024
個展「39歳のおさむ」 ギャラリーランズエンド 兵庫
六甲ミーツアート 兵庫
2022
1985
高田治ステイトメント
1985年兵庫県加古川市生まれ。2009年宝塚造形芸術大学大学院修了。
主に金属を素材とし、陶や石などと組み合わせてつくることもある。
「幼い頃」は特撮ヒーローやアニメのフィギュアが好きで、その事が現在の人体像の制作の根本にある。
作家活動をはじめて19年、自分の中にあるつくりたいもの(人体に限らず)をさまざま形にしてきた。
その中で、技術的な面であったり、見せ方であったり、金属(鉄、ステンレス、アルミ)の特性やクセみたいなものを試行錯誤の末、ある程度自分の表現したい形やマチエールには近づいてきた気がする。
しかし、ここから先が本当の闘いである。
それは誰も見たことがない「かっこいいもの」をつくることだ。
私は常々「人形ではなく、人間をつくりたい」と思っている。
未だに満足いくものはつくれていないが「完全な人間」をつくることを目指している。